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【開店準備】ネットショップ作りの「ToDoリスト」

ネットショップを作りたいけど何をすればいいの?

「ネットショップを作る」となると、ショップのデザインを先に決めたくなりますが、まずはショップのベース作りをしていきます。

ベースをととのえると、どんなショップにしたいかのイメージが湧き自然にデザインや商品撮影などがしやすくなるのでおすすめです。

こちらにオープンまでにやることをまとめたので、順番にやっていきましょう!

  • 1.ショップのコンセプトを決める
  • 2.ショップ名を決める
  • 3.出店方法を決める
  • 4.環境をととのえる
  • 5.仕入先を決める
  • 6.営業許可の有無を確認する
  • 7.配送方法を決める
  • 8.決済方法を決める

1.ショップのコンセプトを決める

ネットショップでいちばん大切なコンセプト。

「あなたのお店は何のお店?どんなお店?」

そう聞かれたときに、伝えたいことはなんでしょう?

自分のお店や商品をとおして、お客様に届けたいこと。お客様にどんな気持ちになってほしいか、その想いをまとめたものがコンセプトです。

コンセプトがしっかりしていればお客様とのコミュニケーションになり、お店側もお店のブランディングにもつながり、いいことづくし!

反対に、コンセプトがないとお店全体がちぐはぐな印象でなんとなく居心地が悪かったりするものです。

そういえば、素敵だと思って入ったらイメージと違うものが売っていたり、あれ?思ったお店じゃなかったと思うことあるかも・・・

反対に、素敵だなと思うお店があったらHPやSNSを見てみてね。コンセプトが書いてあることが多いです♪

Asami
Asami

コンセプトを作るときのポイントはこちら!

Who(お客様のターゲット層)とWhat(商品やサービス)はすぐに決められますね。

お客様に商品やサービスをとおして何を届けたいか、How(想い)をたくさん書き出して、その中で “ 本当に届けたい想い ” をコンセプトにしてくださいね。

ネットショップの成功は、コンセプトで8割決まる!

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2.ショップ名を決める

コンセプトと同じくらい大切なショップ名。名前って本当に悩みますよね。

お客様とショップをつなぐ一番親しみ深く、自分のお店の世界観を伝えてくれるのがショップ名。ぜひ素敵なショップをつけていきましょう。

  • 読みやすい、覚えやすい
  • オリジナリティーがある
  • お店の雰囲気や扱っている商品が伝わりやすい
  • ほかのショップと被らない
  • 記号(★や!)はなるべくつけない

いちばんのポイントは「覚えやすくオリジナリティーがある名前」

覚えてもらいやすいのはもちろん、オリジナリティーがあると検索されたとき上位に出るSEO対策にもなるんです。

また、ほかのショップと被らないこともとても重要です。

同じ名前のお店があったらお互い紛らわしいだけではなく、商標登録されているショップ名と同じ名前だったり類似している場合、訴訟になることもあるので必ず調べてください。

〇検索エンジンで調べる
商標登録サイトで調べる
〇ドメインで調べる

Asami
Asami

オリジナリティーを出すのが難しいときは、好きな言葉をいじったり言葉を2つつなげた造語を作るのもおすすめです♪

3.出店方法を決める

ネットショップは大きくわけると、「ECモール型」と「ASP型サービス」の2つのタイプにわかれます。

  • ECモールは、楽天市場やAmazonなどに出店する形態
  • ASP型は、BASEやSTORESのようなシステムを使った自社サイト

▼ 詳しくは以下の記事でご紹介しています。

【初心者でも簡単】ネットショップを開くならどこがおすすめ?

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4.環境をととのえる

ネットショップをスムーズ運営するためにも、ネット環境をととのえていきましょう!

  • PC、スマートフォン
  • Wifi環境
  • 撮影機材(カメラ、撮影キットなど)
  • プリンター
  • ウイルスセキュリティーソフト
  • 各種ソフト(デザイン系、会計系)

●PC、スマホ
使い慣れたもので大丈夫です。買い替える必要はありませんが、あまり古い機種だとソフトのダウンロードやインストールに支障が出る場合があるので注意してくださいね。

●メールアドレス
GmailでもOK。個人用とは別にネットショップ用のアカウントがあったほうがいいです。

●撮影
スマホで撮影する場合はなるべくカメラの性能がいい機種で。ちなみに私もすべてiPoneで撮影しています。

ネットショップは商品画像が命! なので、撮影場所を用意しましょう。自宅に適した場所がない場合は撮影キットがあると撮影のクオリティーが格段にアップするのでおすすめです。

●プリンター
配送伝票やショップ案内などの同梱物を作りに。意外と持っていない方が多いですが、伝票や同梱物なら1万円未満のものでも十分です。この機会に用意しましょう。

●セキュリティーソフト
ネットショップはお客様の個人情報を扱うので、ウイルスセキュリティーソフトは必須です!もし個人情報を漏洩してしまったら取返しのつかないことになるので、必ず入れてくださいね。

●各種ソフト
画像処理するソフトや売上や経費を管理する会計ソフトなどあれば便利です。

5.仕入先を決める

商品の仕入先は決まっていますか?
ショップを作る前に、まず仕入先を決めておく必要があります。

商品の仕入れは、

  • 仕入サイトを利用
  • 問屋から仕入
  • メーカーから直接仕入れ
  • 海外から輸入

などの方法があります。

ネットショップだけでも取引が可能か、個人でも大丈夫かなど取引条件を確認してくださいね。(以前は、実店舗がないと取引NGなことがけっこうあったんです、泣)

OKなら、登録や契約を進めていきましょう!

Asami
Asami

ハンドメイド作家さんも関連商品や資材などの仕入先を見つけておくと利益率がUPするのでぜひおすすめです!

ネットで仕入れならNETSEA(ネッシー) がおすすめ!

6.営業許可が必要な場合は申請をする

ネットショップで取り扱う商品、ジャンルによっては「許可」が必要な場合があります。

・食品(加工、製造) 食品製造許可
・お酒、アルコール類 通信販売酒類小売免許
・化粧品 化粧品製造販売許可
・医薬品 医薬品販売許可など
・中古品 古物商許可
・輸入品 関税や輸入に伴う手続き

営業許可や届出が必要な業種なのに、提出せずに販売していると、罰則を受けることになります。これに違反すると、2年以下の懲役または200万円以下の罰金を処されます。
また営業の届け出を行わなかった場合には、50万円以下の罰金刑が罰則として設けられています。

7.配送方法を決める

配送便は大きく分けて「メール便」と「宅配便」の2種類にわかれます。

  メール便 宅配便
サイズ A4サイズ程度 さまざまなサイズに対応
配達方法 ポスト投函 対面
配達指定 不可 指定OK
料金 全国一律 サイズ・重量による
追跡 サービスによる 追跡OK
補償 原則補償なし 補償あり
温度管理 常温のみ クール対応OK

各配送会社によって、メール便でも何種類かにサービスが分かれているので、なるべく配送料が安い方法を選択して配送コストを抑えていきましょう。

個人宅配に強いのは「ヤマト運輸」「日本郵便」です。最近「佐川急便」も力を入れてきています。

配送料金を抑えるなら配送会社と法人契約するのがおすすめです。

法人となっていますが個人事業主でもOK。配送会社に料金の見積を依頼し契約していきますが、これまで配送会社と契約したことない場合、おおよその発送数やサイズなどの概算ができず法人契約が難しい場合があります。実績を作り発送数が増えてきたらぜひ配送会社に相談してみてください。

8.決済方法を決める

ネットショップは決済方法の種類が多ければ多いほどいいと言われています。

お客様が希望する決済方法がない場合、約70%の方はそのショップでの購入をやめて離脱してしまうそう。

決済方法の種類はできるだけ多く用意しておきたいですね。

  • クレジットカード
  • 代金引換
  • 銀行振込
  • コンビニ払い
  • キャリア決済
  • スマホ決済サービス

決済方法は、「ECモール型」「ASP型サービス」どちらでも簡単に登録できます。それぞれ手数料や条件などを確認してショップにあった決済方法を登録していきましょう。

【まとめ】ネットショップ開店までの準備リスト

1.コンセプトを決める
2.ショップ名を決める
3.出店方法を決める
4.環境をととのえる
5.仕入先を決める
6.営業許可の有無を確認する
7.配送方法を決める
8.決済方法を決める

少しずつネットショップオープンまでにやることが見えてきたでしょうか?

ここまではショップのベースの準備。
このあと実際に商品を登録したりデザインを作っていくことになりますので、先にベースをしっかりおくとスムーズです。

  • この記事を書いた人

麻実


《 WEB販売アドバイザー 》

2003年よりWEBショップ運営。
楽天市場やAmazon、BASE・STORESなどのECショップ、 メルカリなどのフリマサイトなど幅広く運営してきた経験を生かし、記事を書いています。

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