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【初めてでもできる】ネットショップのロゴ作り

ネットショップを始めよう!と思い立ったら、今の時代はBASEやSTORESなどのネットショップサービスを利用して、サイトの指示どおり入力や登録をしていくと簡単にショップができあがっていきます。

無料のデザインテンプレートも豊富なので、デザインができなくてもOK!

ただ、デザインの中でひとつだけ自分で用意するものがあります。

それは、ショップのロゴです。

ショップ名や屋号のテキスト看板だけでも始められますが、ロゴがあるとショップの知名度やブランドイメージが伝わりやすいので、ロゴ作りにも挑戦してみてください。

ここでは、ロゴの役割や作り方などをお伝えしていきますね。

WEB WTORE STEP 麻実プロフィールカード

ロゴはなぜ必要?ロゴの役割は?

世の中にはショップやブランド、商品パッケージなどあらゆるところにロゴが存在し、そのロゴを見ただけで「ユニクロ」や「スタバ」だと自然に認識していますよね。

そのロゴがあるだけで親しみを感じ、ハイブランドならステータスとなり、ロゴがあるだけで購入につながることも少なくありません。

ロゴはブランドや企業のシンボル。

人は、文字よりも視角から入ってくるものの方が記憶に残るといわれているので、ロゴがお客様の目に触れる機会が多ければ多いほど覚えてもらいやすく信頼度も高まります。

ロゴはショップ内だけではなく、いろんなアイテムに使用して認知度をあげる役割をしています。

  • ネットショップのトップページや各ページ
  • ショップカード、名刺
  • カタログ、お礼状など同梱物
  • ラベルシール
  • SNSのプロフィール画像
  • オリジナルグッズ

ネットショップ内だけじゃなく、同梱物(紙類)やオリジナルグッズ、ノベルティーなどを作る機会が出てくることも考えられますね。

オープンして間もないショップでもロゴがあれば「しっかりしたお店」と印象付けることができるので、ぜひオープンまでにロゴを考えていきましょう。

ロゴを作り始める前にまずやること

ところで、ショップのコンセプトは決まっていますか?

コンセプトとは「ショップや商品をとおして伝えたいイメージや想い」

ロゴは単なる「形」ではなく、ロゴデザインの中にそのブランドや企業の理念や想いが込められているんです。

コンセプトを決めずにデザイン重視で作り始めると、商品のイメージやターゲットとマッチしないロゴをデザインしてしまったり、そもそもデザインに手こずって迷走してしまいます。

だから、ロゴのデザインをする前にショップのコンセプトを先に決めていくことが大切!

こちらを参考にしてね

ネットショップの成功は、コンセプトで8割決まる!

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コンセプトが固まったら、さっそくロゴ作りです!

ロゴのイメージを作る

ロゴは頻繁に作り変えるものではなく、長い間ショップに関係するあらゆる用途で使用し、ショップのイメージやメッセージを一貫して伝えるものです。

とはいっても難しく考えなくて大丈夫。
ロゴは、“ショップがお客様に伝えたいイメージを形にする”ことなので、ショップのコンセプトが決まればロゴの方向性もおのずと見えてきます。

コンセプトに沿って、以下の項目を具体的に考えてロゴのイメージを作ってみてください。

これから始めるネットショップはどんなイメージですか?

コンセプトをもとに、自分のネットショップのイメージを書き出してみてください。

例)「かわいい」「かっこいい」「おしゃれ」「さわやか」「シンプル」「ナチュラル」「高級感」「親しみがある」など

色から受けるイメージで、ショップの印象が変わってきます。ロゴのデザインより色から受けるイメージの方が大きく、それだけ色の特性や心理的効果があります。

デザインに凝るよりも色使いをしっかり決めていくことがロゴデザインのポイントです!

色の特性や心理的な効果を参考に、自分のショップのコンセプトを色に反映させていきましょう。

赤色/Red
元気・情熱・愛情
危険・警戒・怒り
桃色/Pink
可愛い・女性的・華やか
幼稚・不安定
橙色/Orange
陽気・親しみ・温かみ
わがまま・騒々しい
黄色/Yellow
幸福・躍動・陽気
奇抜・警告・軽率
黄緑/Yellow Green
フレッシュ・ナチュラル
未熟・子供っぽい
緑色/Green
自然・健康・エコ
保守的・平坦
茶色/Brown
温もり・安心・落ち着き
地味・頑固
青色/Blue
清潔・知的・冷静
冷たい・淋しい
紫色/Purple
高級・上品・優雅
不安・嫉妬
白/White
純粋・無垢・清潔
冷たい・殺風景
灰色/Gray
実用的・控えめ・穏やか
地味・曖昧・無気力
黒/Black
信頼・高級・洗練
恐怖・不安・絶望

上表は一般的な色になるので、「カラーチャート」と検索していろんな色を参考にしてみてください。

ロゴの色は何色使ったらいいの?

ロゴに使う色数に決まりはないので、単色だけではなく複数の色を使ったロゴを作ることもできますが、色を組み合わせてデザインをするのはかなり難易度が高いため、初心者には単色または2色がおすすめです。

また、WEB上では複数色でもきれいに表示されますが、印刷物にロゴを入れる場合はモノクロや単色になる場合があります。

余談ですが、印刷物は色数によって価格が変わるので、単色とフルカラーではコストに差が出てきます。

ロゴにはいろんなデザインがあります。文字だけのもの、文字に装飾を加えたもの、シンボルマーク、キャラクターなど。

代表的なものをピックアップしてみました!

これはほんの一例ですが、「ロゴ 企業」のように検索するといろんな企業やブランドのロゴが出てきます。

また、Pinterest(ピンタレスト)にはおしゃれなロゴが豊富にあるので、いろんなロゴをたくさん見てバランスや配色などを参考にするのもおすすめです。

「ワードマーク」や「アクセントロゴ」のように文字をロゴにすると、ショップ名やブランド名を覚えてもらいやすく、シンボルマークをデザインするよりも作りやすいので、初心者の方にはおすすめです。

しかしながら、世の中には膨大な種類のフォントが存在しています。

「ゴシック体」や「明朝体」というのは聞いたことがあると思いますが、そのゴシック体は日本語で使う和文だけでも3000種類以上!

ロゴのフォントによって受ける印象がかなり変わるので、慎重に選びたいところですがすべてのフォントを比べるのは不可能なので、代表的なものから選んみてください。

こちらは欧文のサンプルですが、同じ「WEB STORE STEP」でも書体によって雰囲気が変わりますよね。

和文はゴシック体・明朝体、欧文は「サンセリフ体」「セリフ体」と呼びます。

そのほかに筆記体や手書き風の文字があるので、まずはフォントの大まかな種類を決めてその中からフォントを探していきましょう。

好きなブランド、参考にしたいブランドのロゴを検索すると使っているフォントがわかる場合があります。

たとえば、「ディオール ロゴ フォント」と検索すると、それを調べている方の記事が出てきます。あくまでも参考ですが、フォントのイメージがつかめてくるので、いろんなロゴのフォントを見るのもおすすめです。

ところで、ロゴを作る際の注意点がいくつかありますのでチェックしていきましょう。

  • 流行にのったデザインにしない
  • 凝りすぎたデザインにしない
  • 著作権、商標登録を侵害しない

せっかく作ったロゴが、数年後には飽きてしまったり、サイズを小さくしたときに凝ったデザインが潰れてしまったり、はたまた他人の権利を侵害しトラブルに発展してしまわないよう、注意しながら進めてくださいね。

ロゴを作る方法は2つ

ロゴを作る方法は大きくわけて2つあります。

  • 自分で作成する
  • 制作会社やデザイナーに外注する

自分で作るメリットは、納得いくまで作れること。

外注する場合イメージを上手に伝えられず思ったようなデザインにならないこともありますが、自分で作れば何度も作り直せます。

今までデザインしたことがない、パソコンが苦手という方でも、今はスマホで作成できるデザインアプリがたくさんあります。代表的なのは「Canva」というアプリ。

また、スマホのAPPで「ロゴ デザイン」と検索するとたくさん出てきますので、ぜひ挑戦してみてください。

Asami
Asami

私もデザインするのにCanvaをよく使っています。

ただ、自分でデザインする場合、デザインの幅がなく効果的なロゴが作れない可能性があります。

また、デザインアプリやロゴ作成ツールを利用した場合、使用した素材が商用利用不可の場合もあるので、ライセンスを確認することが不可欠です。

クオリティーの高いロゴを作りたいなら、制作会社やデザイナーへ依頼するのもひとつ。

どんなロゴにしたいのかショップの詳細やイメージを伝えることで完成度の高いロゴを作ってもらうことができます。

プロにお願いすることのメリットはクオリティーの高いデザインだけではありません。

デザイナーさんと綿密に打ち合わせすることにより、頭の中が整理されショップのコンセプトや方向性がよりはっきりしてくるメリットがあります。

でも、面と向かってデザインの修正をお願いするのは意外とストレス。

その点、やりとりはすべてオンラインで依頼できる制作会社を利用するのもおすすめです。

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初心者でもやさしく対応してくれるデザイナーさんが多く、先に見積をしてもらうので予算内でお願いすることも可能です。

まとめ

ロゴの重要性や役割、ロゴ作りのポイントをお伝えしました。少しずつイメージができたでしょうか?

自分で作成するならもちろん、プロにお願いする場合もデザインについて知っていると思いを伝えやすく打合せがスムーズ。またネットショップにも役立つのでこちらの本がおすすめです!

  • この記事を書いた人

麻実


《 WEB販売アドバイザー 》

2003年よりWEBショップ運営。
楽天市場やAmazon、BASE・STORESなどのECショップ、 メルカリなどのフリマサイトなど幅広く運営してきた経験を生かし、記事を書いています。

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