ネットショップやってみたいけど、うまくいくかわからないし副業でもできるかな?
こんな質問をいただくことが増えてきました。
最近は社会環境の変化により、新しい働き方やテレワークが普及し「ダブルワーク」や「副業」も注目されるようになりましたね。
以前は、アルバイトや非正規雇用のイメージでしたが、人材不足社会において正社員でもダブルワークや副業を認めてくれる企業が増えつつあります。
そこで、今回は「副業でネットショップを運営してみたい」という方に向けて、メリットや注意点をお伝えしていきます。
結論、副業でネットショップはあり!私も現在、ネットショップコンサルやブログ執筆をしながらネットショップも運営しています。
副業ネットショップのメリット
ネットショップが副業に向いている点、メリットは
- 初心者でも始めやすい
- 興味や趣味が生かせる
- スキルアップ
- 独立できる
初心者でも始めやすい
無料で簡単にネットショップをオープンできるサービスが増えているので、副業で始める方が多くなっています。
専門知識がなくてもオープンまでの手順や運営のノウハウなどフォローも充実しているのでパソコンとネット環境があれば低コストで始められるのがメリット。
また、スマホで作業できることも多いので移動時間を有効に使えるなど、本業と両立しやすい副業のひとつです。
ちなみに、ネットショップの種類や開店までの準備についてはこちらで紹介しています。
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【初心者でも簡単】ネットショップを開くならどこがおすすめ?
続きを見る
-
【開店準備】ネットショップ開店までの6ステップ
続きを見る
興味や趣味が生かせる
好きなことや特技が生かせるのがネットショップの醍醐味。
好きなものを扱うからこそ楽しんで継続でき、「自己実現」や「自己成長」につながります。
ただ、資本力がない個人での副業ネットショップは好きなジャンルのニッチ市場を狙う のがおすすめです。
ハンドメイドや自分だけのオリジナル商品などもネットショップに向いていますね。
反対に、食品やお酒、中古品など販売に許可が必要なものは、よっぽど知識があるかすでに許可を持っている場合を除き、避けたほうが無難。
まだ一度も仕入をしたことがない、どこで仕入をしていいかわらない、という初めての方はぜひ仕入サイトに登録してみてください。
ネットで仕入れならNETSEA(ネッシー)スキルアップできる
初心者でも簡単に始められるネットショップですが、運営していく中で様々なスキルが身についていきます。
ひとりで運営してみると小さい世界ながらも、会社がどうやって成り立っているか、経済がどんなふうに回っているかを実感することができ、本業に対する理解度が高まることも。
独立できる
ネットショップが軌道にのり、本業の収入を上回ることも夢ではありません。
本業では組織に属し会社の方針のもと事業がすすめられますが、自分の裁量で決定し好きなように運営していくことができます。
なにより自分の好きな世界がショップになり、生業にできたら嬉しいですね。
なんだか楽しそうですよね。
でも、副業でやるなら注意点があります!
副業ネットショップの注意点
副業ネットショップの主な注意点は
- 就業規則で副業禁止
- 時間、タスク管理
- 在庫を抱えるリスク
- 20万円以上は確定申告
就業規則で副業禁止
2018年に厚生労働省が「副業・兼業の促進に関するガイドライン」をまとめ、「モデル就業規則」からも副業禁止規定が削除されました。
それにより、以前に比べて副業を認めている企業が増えていますが、本業の就業規則で副業が禁止されていないか確認してください。
万が一、禁止なのに副業していることがわかったら、減給や懲戒解雇などのペナルティーを受けることがあります。
まだそんなに売れていないから大丈夫!と思っても今の時代は意外とバレてしまうので気をつけましょう。
- SNSを通じて知人からバレる
- 住民税の金額からバレる
時間・タスク管理
副業の場合、本業の空き時間に運営していくことになりますが、ネットショップは意外と作業が多くあります。
軌道に乗ってくればアウトソーシング(外注)も可能ですが、最初のうちは自分で対応していくことが多いので時間とタスクを管理して効率的に運営していきたいですね。
また、副業によって過重労働による体調不良や怪我などで本業に支障をきたさないよう『ワークライフバランス』に気をつけて、健康に留意することも大切です。
これは副業じゃなくても気をつけなければいけないことですね。何事もタイムマネジメントが大切という教訓になりました。
在庫を抱えるリスク
副業に限らずネットショップを軌道に乗せるまでにはある程度時間がかかります。
現在は、無在庫でネットショップを運営する方法もありますが、基本的にはあらかじめ在庫をストックしておく必要があるので、売れるまでの在庫やコストを把握し過剰にならないよう在庫管理をしていきましょう。
また、自宅に在庫をストックしておく場所も確保しておきたいですね。
20万円以上は確定申告
ネットショップの所得が年間20万円以上になると確定申告が必要になってきます。
所得とは、売上から経費などを差し引いた利益のこと
ネットショップを始めるにあたっては税務署に「開業届」を提出したほういい場合もあります。
たとえば、楽天市場は個人事業主として税務署に開業届を提出していることが出店条件。
また、開業届を出して青色申告にすると節税効果などのもメリットも。ちなみに私は開業届を出しています
確定申告をしない場合(ネットショップの所得が20万円未満)でも、住民税の申告は必要なので注意してくださいね。
副業とはいえルールはきちんと守って、楽しくネットショップを運営していきましょう!
【結論】副業ネットショップはおすすめ!
自分の好きなことでお店が持てて副収入を得ることができる、こんな楽しいことはありません。
もちろん副業とはいえ「事業」なので事業計画やコンセプトを立ててしっかり運営していくことが大切ですが、義務やノルマをこなすためにやるわけではなく自分の裁量で運営していけるので本業より気楽に取り組めます。
たとえば、同じようにWEBでの副業の中でWEBライターやWEBデザイナーなどはクライアントとのやり取りや納期などが発生してきます。ネットショップもお客様や仕入先とのやり取りはありますが、多くはネットショップ主導。
また、多くの作業をアウトソーシング(外注)できるのもネットショップのメリットで、軌道に乗れば店舗数を増やしたり、違うジャンルのお店を出すなど夢も広がります。
「ネットショップをやってみたい」「売ってみたいものがある」という方は、副業からチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
よかったらご相談ください