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お客様の心を掴む5種類の「同梱物」とは!

同梱物ってなんだろう?

ネットショップは通販事業が初めての方にはあまり聞きなれない言葉かもしれませんね。

ネット販売においてはかなり重要な役割を持っている同梱物。

さっそく具体的にご紹介していきますね。

WEB WTORE STEP 麻実プロフィールカード

同梱物とは?

同梱物は、通販で商品を送るときに一緒に入れる挨拶状やパンフレットなどの印刷物全般。

届いた商品を開封したとき、お手紙や素敵なカタログが入っていてワクワクしたことありませんか?

同梱物は実際に商品を購入したお客様に直接渡すことができるコミュニケーション。

購入していただいた感謝の気持ちを伝えるとともに、リピート購入を促すための大切なツールです。

ネットショップの代表的な同梱物

同梱物は商品を購入したお客様だけが受け取る特別なもの。

初回購入してくれたお客様にまた次もショップに来てほしいと思いますよね。

できればリピーターやファンになってほしい、そのためにショップのことを知っていただくためのツールなのです。

ちょっと専門的にいうと、同梱物は「リピート購入促進」「ファン化」、または「LTVを上げる」のが重要な役割を持っているのです。

LTVとは

LTV(Lifetime Value)とは「顧客生涯価値」のことで、顧客から生涯にわたって得られる利益のことです。

同梱物の役割・メリット

同梱物は何のために入れますか?

まずは「購入してくれたことへの感謝」を伝えたいですよね。

そして、縁があったお客様にまた自分のお店に来てほしい、リピーターやファンになってほしいと思いませんか?

それが同梱物の役割、「リピート購入の促進」「ファン化」です。

ところで、誰でもこんな経験があると思います。

「この商品どんなお店で買ったんだっけ?」

商品は気に入って買ったけど、どんなお店で買ったか覚えてないというケースは意外と多いんです。

苦労して作ったショップのコンセプトやプロフィールページですが、残念ながらお客様が必ず読んでくれるとは限らないのです。

意外と見てもらえていないんですね

でもメールやSNSと違い、購入後にお客様が目を通してくれる確率が高いのが同梱物のメリット

だからこそ、商品発送時にショップを印象づけ覚えてもらうことが必要です。そして初回がいちばん重要!

人間関係も第一印象が強く記憶残ることってありますよね。

実は同梱物も同じで、喜んでもらえればその取引は好印象でお客様の記憶に残ります。

それがいずれお客様の「ファン化」につながっていくので、がんばって用意していきましょう。

必ず入れたい5種類の同梱物

ネットショップ、商品に必ず入れたい5種類の同梱物

私がネットショップを長年運営してきて、これは入れたい方がいい!と思う5種類の同梱物はこちら。

  • 挨拶状(サンクスレター)
  • ショップ紹介
  • 購入商品の仕様や使い方
  • 関連商品のパンフレット
  • レビュークーポン

ひとつずつ詳しく説明していきます。

挨拶状は必ず入れたい必須同梱物No.1! 入れる内容は、

購入者の氏名 自分の名前が入っていると特別感が伝わります。
挨拶文 感謝の気持ちと、購入いただいたあとお客様にどのような気持ちになってほしいかを入れると効果的。
フォロー 不良品や商品違いがあった際の連絡方法を記載します。
連絡先 ショップ名・メールアドレスなどを記載します。
QRコード ショップのURLやSNSなどのQRコードがあるといいです。

【挨拶文】

挨拶文で「お客様にどのような気持ちになってほしいか」については、ショップのコンセプトにヒントがあります。

たとえば、インテリア雑貨を扱うショップのコンセプトが、“心地いい毎日を送ってほしい”だとしたら、そのまま使えばいいのです。

Asami
Asami

このような文章を入れると、より気持ちが伝わるのでおすすめです。

【フォロー】

商品不良や破損、注文とは別の商品が届いた場合のフォローも欠かせません。

このような文章を目にしたことがあると思いますので、連絡期日と連絡方法を記載してあげましょう。

ちなみに、連絡方法はメールアドレスがおすすめです。

個人運営の注意点

個人で運営する場合、自宅電話や個人携帯の番号自宅住所は公開しないほうが無難です。

【QRコード】

ショップやSNSのQRコードを入れると訪問率がアップするので、ぜひ入れてください。

ショップURLやSNSなどリンク先が複数ある場合は、まとめリンクを利用してQRコードを1つにするのがおすすめです。

QRコード作成サイト【無料版】
★まとめリンク① リットリンク
★まとめリンク② リンクツリー

Akiracoのリットリンクはこちら

ショップ紹介には、連絡先やSNSのほかにショップのコンセプトを入れてください。

ネットショップを始める際、いちばん頭を悩ませて考えて考えてコンセプトを作ったと思います。

また、コンセプトに書ききれなかった想いや、ストーリーなどをお客様にぜひ伝えていきましょう。

ネットショップの成功は、コンセプトで8割決まる!

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もう一度言いますね。

お客様はネットショップをくまなく見てくれるわけではありません。

商品検索でそのショップにたどり着きそのまま購入される方もいます。

どんなショップなのか、ほかに何が売っているのかわらかないという場合が多いのです。

商品を気に入って購入したお客様が、コンセプトやストーリーを知ったらさらにファンになってくれるかもしれません。

せっかく縁があってあなたのショップから購入してくれたお客様に、ショップの想いを伝えましょう。

ジャンルによりますが、食品や飲料、化粧品などは仕様書や使い方のリーフレットを入れてあげると親切です。

お客様はページをくまなく見ているわけではないので説明を読まずに購入されたり、読んでいても商品が届いたころには忘れていることが多いのです。

しつこくてごめんなさい・・・

Asami
Asami

でも自分がお客様の立場なら、購入した商品ページに戻って確認するのは面倒ですよね。

アパレルなど使い方を伝えなくてもよいアイテムでも、ブランドのこだわりやコーディネートなどを紹介することもおすすめです。商品ページに載っている写真だけでも十分。

コーディネートに購入商品以外も一緒に紹介するとさらに◎

購入商品と同じカテゴリーの商品や関連商品のパンフレットがあると、次回購入につながりやすいです。

商品のパンフレットには、「商品名」「容量・サイズ」「価格」のほか、お客様にとってのメリット「ベネフィット」を必ず記載しましょう。

また、「商品への想い」を載せるのもいいですね。オリジナル商品だったら開発秘話や仕入商品でもなぜこの商品を扱うことになったか、仕入メーカーさんの想いでもいいのです。

どうしても、販売する側の目線で紹介しがちですが、大切なのは、お客様が “自分のための商品だ” と思ってくれることと、“商品の背景にあるストーリー” を伝えることです。

単なるチラシや広告だと思われないよう、“素敵な商品をまだ知らないお客様に紹介している” という目線でパンフレット作りをしてみてください。

オープンしてまもないショップにはレビューや口コミがないので、集めていくことが大切です。

といっても、お客様が自発的に書いてくれることは本当に稀。長年運営しているショップでもレビュー集めの施策に必死です。

レビューを書いてもらうのと次回購入してもらう、この2つを同時にお願いするのが「レビュークーポン」です。

商品到着から1ヶ月以内にレビューを書いてくれたお客様に次回使える〇%OFFクーポン

のようなクーポンを同梱すると、レビュー率がUPします。

クーポンは、出店するサイトのほとんどに準備されており、簡単に発行することができるのでぜひトライしてください!

同梱物を見てもらうために

「同梱物をただのゴミにしない」

同梱物を見てもらうためにはどのようなことに気をつけたらいいでしょうか?

パッと見て単なるチラシや広告、自分には必要のない情報だと思われたら読まずにゴミ箱行き・・・経験があると思います。

そうならないために、いくつか気をつける点があります。

特に、商品カタログは多く盛り込みすぎる傾向がありますが、おすすめしたい商品や季節感を考えてピックアップしてください。

また、表面と裏面を使い用紙1枚で2つの同梱物を印刷すると枚数を減らすことができます。

組み合わせは次のパターンがおすすめ!

  • (表)挨拶状/(裏)ショップ紹介
  • (表)商品カタログ/(裏)レビュークーポン

レビュークーポンはそんなに場所を取らないので、裏面にも商品を掲載し下部にクーポンを張り付けてもいいでしょう。

また、あくまでも購入商品の仕様や使い方は単体で1枚にした方がいいです。

ネットショップのコンセプトにあった同梱物を作る

ネットショップのイメージにあわせた同梱物を作っていきましょう。

コンセプトやロゴ作成時にイメージやフォント、カラーを設定したように、同梱物でもネットショップの世界観を伝えていくことが大切です。

Asami
Asami

やっぱりここでもコンセプトが大切になってきますね!

同梱物自分では作れない・・・そんな方には!

同梱物の作成まで手が回らない、そもそも作成できない、そんな方には、ココナラで作成依頼をするのがおすすめです。

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無料登録後、[カテゴリから探す]→[デザイン]→[チラシ作成・フライヤーデザイン]または[パンフレット・カタログデザイン]で制作会社やデザイナーさんが見つかります。

  • この記事を書いた人

麻実


《 WEB販売アドバイザー 》

2003年よりWEBショップ運営。
楽天市場やAmazon、BASE・STORESなどのECショップ、 メルカリなどのフリマサイトなど幅広く運営してきた経験を生かし、記事を書いています。

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